この文を見てる君は選ばれし者素晴らしい小説を読むチャンスを得た強き者単刀直入に言おうある小説を読んでほしい名は"時々しれっと猿語録が飛び出すミアザさん"ハーメルンで調整平均☆8.86の人気ファンタジー小説だもちろんめちゃくちゃ面白い何も知らず読んでも王道ファンタジー小説として楽しめるよね 何も知らず読んでもねしかしこれを読むにはなるべく知っておいてほしいことがあるこの小説の"元ネタ"を知らない場合そのまま読んでほしいGoogleやtwitterなどの検索は使用禁止なぜなら万が一にも"初見の驚き"を失ってはならないからだぶっちゃけ元ネタが何なのか最初は知る必要がないんだ この小説を読んで楽しめればなぁ[読む→"元ネタ"を読む→もう一度読み返して何気なく読んでいた部分が細部まで考えつくされていたことに気づく そして自己崩壊が始まる]まだ試したことはありませんがこの順番で読むのが最も贅沢な読み方ではないかと思えるんですよワシはもうすでに頭に"猿"を植え付けられてるからもうこの読み方が試せないんだ 悔しいが仕方ないんだ この読み方を試したものはできれば感想を教えてくれよもちろん元ネタをすでに知っていてもめちゃくちゃ面白い みんなでモンキー・コードを探すから尊いんだ 絆が深まるんださあ少しでも気になる者はハーメルンへ行け急げっ乗り遅れるな"モンキー・ラッシュ"だ
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5話
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文字数:685文字
編集日:2024-09-08
キン肉マンの世界に超人として転生した。そう聞いてあなたが思い浮かべるのは原作主人公であるキン肉スグルが活躍する時代でしょうか。少し捻って原作キャラ達の親が全盛期である時代?それとも万太郎達2世の世界?この作品『キン肉マン世界古代転生』のオリ主であるサマルが誕生したのはタイトル通り、キン肉マンの漫画の中で描写された人間がまだいない古代の地球。未来にて完璧超人始祖となる超人が生きる時代――そう、2024年7月7日よりアニメが放送される完璧超人始祖編を中心とした二次創作なのです!超人強度、まさかの1万パワー。周囲の超人よりも圧倒的に弱い力しか持たないサマルは、戦うことよりも物作りを選んだ、超人らしからぬ生き方をする不思議な転生超人。いつか始祖に選ばれる超人達と偶然に出会い交流を深める中、その出生には何やら不穏な影があることがわかり……。超人の神々によるカピラリア大災害でほとんどの超人が消滅することが確定している世界で、はたして転生超人はどう生きていくのか――。キン肉マンのファンにぜひ読んでほしい、そんな一作です。
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5話
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文字数:474文字
編集日:2024-07-07
主人公のもとに、前世では妻だったと主張するヒロインがやってきて、主人公を落とそうとする純愛ラブコメ。前世の妻を名乗るこのヒロイン神騙、邑楽くん(主人公)を爆速で落とすことに関しては天才的です。なにしろ妻なので相手への理解力もカンストしていて、強くてニューゲーム状態でグイグイ、しかも的確に迫って相思相愛になろうとしてきます。その結果ONE PIECEかジョジョ5部かと思うぐらいに1日にイベントがこれでもかと詰め込まれ、関係がすさまじく早く進展していきます。そもそも邑楽くんのほうもしきりに「これ以上はうっかり好きになってしまいかねない」(要約)みたいな欺瞞をしきりに地の文で発言していますが、どう見ても1話の時点で好きになっているので、後は自分に素直になるだけですね。いくら家に帰りたくないからといって、頭がおかしいと思っている今日初めて知り合った人と一緒に喫茶店に行きますか?おかしいと思いませんか、あなた。ほかにも、邑楽くんに悲しき過去…と複雑な家庭環境(あんな絶妙な嫌さを、ままならなさを、表現できるのは作者様に畏怖を感じてしまう…邑楽くんが優しさと向き合える日が来ることを願ってやまない)や2人の前世の謎(前世と関係する場所に生まれかわっているようですが…)などが絡み合って進行します。そしてそれらすべてに神騙は寄り添ってくれます。ヒロインとしての強度がつ、強い…この作品はつい先日書籍化しましたが、苦難が襲いかかっているようです。KADOKAWAサイバー攻撃の影響で店舗予約と取り寄せに支障が出ており、KADOKAWAのサイトがサイバー攻撃で落とされ、カクヨムとハーメルンが一時的に落ち、発売直前までKindle版の表紙が表示されず、カクヨムの特設ページのリンクが別小説になっていた…それでも書籍化された この作品はTwitterだけで宣伝をするつもりか…?逆境をはねのけて大人気作品になってほしいですね…(こんな人におすすめ)絶対的ヒロインの横綱相撲を見たい方いわゆる、壁になりたいタイプの方2人だけの世界を形成するカップルがお好きな方思春期の青年が悲しみを超克するさまに魅力を感じる方
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54話
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文字数:920文字
編集日:2024-06-27
2000字もないのですぐ読めます。作家と編輯者の侃々諤々の議論の中、なんとかまとまったかと思ったら、終わり近くになってまさかの超展開。唐突なオチてないオチ。最後の一文、あなたは作家と編輯者の感情と完全にシンクロしていることでしょう。
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1話
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文字数:118文字
編集日:2024-06-02
国語の教科書で昔読んだ覚えがあるので、教科書で省略されている部分を含め全文読んでみようと思った。読んでみると、教科書に掲載されている部分だけではわかりづらかった、太宰の見合い結婚話の進展による心境の変化が、富士の情景とオーバーラップするさまが見事だと感じた。ただ、この後の太宰の顛末を知ってしまっているので、お前さぁ…と思うところがなくもなかった。それを差し引いてもやはり名作。
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1話
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文字数:189文字
編集日:2024-06-02
この作品は架空のインターネット社会史を記述するモキュメンタリーですが、この作品の中で記述されている事件は実在する事物とフィクションの部分が巧妙に絡み合っていて、どこまでが本当でどこまでが嘘なのか、境界線が曖昧です。実在する部分もgoogleやwikipediaなどのメジャーなものと、恒心教や淫夢などのネットのディープな部分が混ざり合っています。真面目なノンフィクション文体の中に、唐突に「ホモコースト」が登場する、そのギャップは本作独自のものです。実在人物も、現在生存している人物を勝手に殺していたりと、フリー素材のような扱いを受けていて、読者に倫理観への挑戦を仕掛けているのではないかと思うほど。これらの要素が合わさった結果、この作品を読むことによって、渾然一体としたネットの混沌を擬似的に追体験することができます。 惜しむらくは、2018年の作品なので、AIとインターネットといった最新技術や時事ネタが題材なのも相まって、内容が少し古びてしまっていることです。安倍晋三元総理銃撃事件やSyamu_Game復活を経ていない時代の作品だということを考慮する必要があります。しかしこの作品の輝きはいささかも失せていないと思います。時代のアングラな潮流を真空パックした近未来は、月日が流れるにつれてかえって新鮮に映るでしょう。
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4話
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文字数:565文字
編集日:2024-05-07
この作品はスターシステム(ちょっと違うかも)で繋がっている作品をまとめたものです。序盤は繋がりが薄いですが4話以降は繋がりが強くなります。
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4話
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文字数:71文字
編集日:2024-03-21
昨今、転生モノのメタ潮流の中、架空のゲームや架空のライトノベルに転生する作品も当たり前になってきました。噛ませ犬だとか悪役令嬢だとかのお決まりの役割を押し付けられたキャラクターがそれに抗う姿はもうどこででも見れます。しかし果たして転生モノのポテンシャルとはそんなものだっただろうか!! 否!!「役割の打破」だけが創作物転生のするべきことか!?原作とはそもそも面白いから二次創作の原作たり得た、その面白さに参入して磨き上げたい、それが二次創作転生ではないのか!?架空ではない原作に対する転生モノ二次創作の世界ではもっと自由かつ熱い展開がやられているのではないか!しかしそれを一次創作で再現しようとするには、そもそも「面白そうな原作」を用意する必要がありました。そんな本末転倒なことをする人が出るだろうか? 架空原作などステロタイプを用意しておく方が作者にも読者にも優しくないか?架空原作を面白くできるならそっちの方を書いた方がよくて、わざわざそれを架空にしたままで本編を面白くすることなど出来るのか?出来た作品がありました。これです。陰陽術の式神とロボティクスの融合によるオカルト×テクノロジーの世界。間違いなくそれをそのまま書いても外連味があって面白いだろう設定を、「原作」として惜しみなく使う贅沢さ。その設定を活かして異能バトルとして高いレベルで組み上げたテクニカルな戦闘描写。転生モノとしても当然レベルが高く、『原作』の登場人物よりも転生者の数の方が多い(というか実質『原作』キャラの出番はゼロだ)という異常な多重転生状況を器用に捌ききっています。まさかそんな奴が転生してくる!?そんな奴に転生している!?と、「転生」には色んなものがあるんだぜと見せつけてくるそのレパートリー。作者の二次創作転生文脈に対しての造詣の深さが至る所で感じられます。架空原作もの・多重転生もの・異能バトルもの、三方面全部でのハイクオリティ。間違いなくそれらのジャンルとしての金字塔になれると太鼓判を押せる強さです。(以上は同文面をカクヨムにも寄稿しています)
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5話
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文字数:940文字
編集日:2024-03-02
試し読み範囲だとコメディ的な作品のように見えますが、実は結構シリアスな作品です。みんな明るくふざけているのであまりそうは感じませんが、実は一人一人に哀しき過去…があるようです。過去を乗り越え自分の本当にしたいことに気づいて覚醒する、というのが基本的な流れのようですが、彼女らはわりと自分の欲望を全肯定しヒャッハーしています。普通は折り合いをつけるとか、そういった流れになりそうなものですが。自分勝手な感じに映らず読んでいて爽快感を味わえるのは、作者の筆力のなせるわざでしょう。この作品の良さはもう1つ、キャラクターのバランス感覚が優れていることがあげられます。この作品の残念美少女たちは、残念な性格と強力な力を持ち合わせているわけですが、それらの要素はキャラの魅力を大幅にアップさせること、物語を面白い方へぐんぐん進めるために使われています。あらすじを読んだときは、迷惑なクソ女のピカレスクロマン的な感じの小説になるのかと思っていましたが、全然違いました。邪道ではあるが外道ではないといった感じで、彼女たちの奇行をわりと安心して眺めることができます。(まとめ)涼宮ハルヒ以来12年ぶりのスニーカー文庫大賞受賞作品という、そのあまりにも重すぎる期待を全く裏切らない、非常に完成度の高い作品です。エンタメにもいろいろありますが幅広く大衆に向けたエンタメという点で見ると、この作品は頭一つ二つ抜けているように思います。何かエンタメを摂取したいときはとりあえずこれを選んでおけば損はしないでしょう。
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5話
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文字数:651文字
編集日:2024-01-25
不倫を繰り返されたことで妻と別れた主人公。年月がたち、新しい妻子と幸せに過ごす主人公のもとに、元妻から手紙が届きだします。NTRといえばビデオレターによる脳破壊が定番ですが、この主人公は元妻への愛などとっくにありません。そう、この元妻はNTRではなく異常行動で脳破壊してくるのです。変わらぬ愛を語った舌の根も乾かぬうちにほかの男とのただれた性生活を手紙に書く分裂ぶり。異世界に転移して冒険を始める超展開を超えた超展開。異世界からも手紙は届きますが、その怪文書ぶりには主人公ともども我々読者もあきれざるを得ません。最後にはある人物から真実が語られ、ちょっぴり切なく終わります。はーいい話だったな、あれこれ本当にいい話か?なんかすごい…心のなんかをハックされている気がする!最後まで読んだ私は、これまでの異常行動で脳を破壊され正常な判断力を失っているため、結末に対する正常な評価ができなくなっていますが、「?」をつける程度には理性がわずかに残っているので、感情の置きどころがわからなくなり、狂う…とんでもない怪作です。きっと忘れられません。
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1話
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文字数:478文字
編集日:2024-01-15
○あらすじ大学生の主人公の部屋に入り浸るS級美少女たち。彼女たちとの酒とタバコとパチンコとエロあるよ(笑)の依存される日常!○見どころヒロインたちのダメさぐあいが絶妙ですね。カスなクズではなくわかりやすい奇行もない(他ラノベ比)ので、かえってヒロインたちの残念さが際立ちます。他の描写もあいまって、総合的には現実的な質感のかなり高い作品です。そんなわけでハーレムにもなりません。一応ハーレムを達成した先人はいるようですが、その人は無理を通した結果、蹴っ飛ばしてはいけない道理まで飛ばしてしまったようで、見ようによってはわりと悲惨な末路を辿ってしまっています。そんなわけで、エロはあるといえばあるのですが、決定的なところにはまだまだいっていないので、なかなかもどかしいところがあります。おそらくこの過程がのちのち効いてくるのでしょうが。そんなことどうでもいいくらい主人公の周りは居心地がよさそうです。これは依存したくなるのも納得ですね。主人公に依存する=S級美少女 私はS級美少女だった…?あなたもこの作品を読んで残念なS級美少女になろう!最後に、Web版の紹介で書籍版の紹介をするのもどうかと思いますが、興味をもった方は書籍版のイラストを一度見るのをおすすめします。特に表紙は、個人的にはこれまで読んだラノベの表紙の中で最も激えろなイラストとしてお墨付きを与えたいと思います。1巻限定版のタペストリーはメロンブックスもとらのあなもとても素晴らしい。とにかくセットで読むことを強くおすすめします。
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5話
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文字数:659文字
編集日:2023-10-20
異常のものが一切秘匿されずそこに転がっているという異常、温度を感じるような語り口、畳み掛けてくる恐怖。オチも秀逸で、今年読んだホラーの中でもトップクラスだと思います。とても良質なホラーでした。
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1話
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文字数:96文字
編集日:2023-10-13
ゾンビウイルスに感染するとメスガキになる世界。生まれながらのメスガキは、存在を許されなくなる。そんな世界で、メスガキであるために戦う!という物語です。メスガキウイルスの綿密な設定とウイルス流行に対する社会の反応にかなり現実味があって、初読時は題材のバカバカしさに笑えばいいのか、アフターコロナの時代のパンデミックノベルとしてまじめに読めばいいのか、かなり混乱していた覚えがあります。「メスガキ」なのでギャグみたいに聞こえますが、天然メスガキは人間性や個性が否定され、否応なしに自分をねじ曲げざるを得ない状況です。これはいわば実存の危機です。多様性の重要さが叫ばれる昨今、いかなる理由があったとして、1つの属性を排除することが果たして許されるのだろうか?と、この作品は我々に問いかけています。彼女が自分らしく生きられる日が来るのでしょうか。今後がとても楽しみです。
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5話
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文字数:387文字
編集日:2023-09-15
他薦
巨大隕石による気候変動で人類の生息域が大きく狭まった地球。地球圏の勢力は4つに分かれ混沌を極めている。隕石から採掘された金属で人型ロボットが作られ、そして巻き起こる戦争!テロ!大量破壊兵器!戦争犯罪!パンドラの匣の中ってこんな感じなんですかね。主人公である大尉野郎ことハンス・グリム・グッドフェローは人型ロボット「アーセナル・コマンド」の乗り手(駆動者〈リンカー〉)。徹底した理性での行動により兵士の義務を果たすことを自らに課しています。しかしその理性があまりにも強固で、また彼の持つ独自の思想の背景を細かく説明せず結果的に一言足りなくなるため、口から出る言葉が冷血漢か煽りのように聞こえてしまい、相手に罵倒され誤解を受けるといったことが多く起きます。この作品は勘違いものとしての側面も備えているわけですね。いやこれ勘違いものかな?あれこれ勘違いものの面白さかな?大尉のもう一つの側面としてクソボケ女たらしがあげられます。こいつは普段は一言足りないくせに女性への親愛の情はストレートに出し、しかも自分の魅力にまったく無自覚なため、ヒロインのシンデレラ・グレイマンを筆頭に周囲の少女を落としまくっています。このことを周囲から何度も指摘されているのですが、いっこうに自覚する気配はありません。認識阻害でもかかってるのか?世界観は無情です。大尉は最強ですが最強が一人いるだけでは守れない命も多く、また大尉が投降を呼びかけても敵が聞くわけがなく、結果的に読者は人が大勢死ぬところを多く見ることになります。大尉は毎回敵兵に対し投降を呼びかけますが、この際に敵兵は拒否の返答を返します。つまり台詞が発生し、ある程度のキャラ付けがなされるわけです。これが毎回抜群にうまく、読者が敵兵に少し感情移入した後に大尉が殺すので、読者の心には深い悲しみの心が残されます。いわんやメインキャラをや。タグに「かわいそうはかわいい」とありますがこれは欺瞞です。辛いのでかわいいと思う暇はありません。作品のレビューのはずが大尉のことばかり書いてしまいました。しかし彼は実際魅力的です。鋼の理性であらんとし、それをやり遂げてしまう見ようによっては悲しき強さの中に、ぽわぽわした可愛い、無垢な一面を時折見せる。この作品は彼のそんな情緒を観測する物語と言って過言ではないと思います。大尉の、絶望だらけのように見える社会の中にいて、それでも希望を失わずそうありたい自分を極端なまでに一貫する、という姿は、作者・読図健人氏の他作品にも共通して見られます。これは誰にも負けない、真似できない作家性だと思います。乙ロボで得られる栄養素は他作者の小説では取ることのできない唯一無二のものです。乙ロボを読んでみて、もっとほしいと思った方は読図健人氏の他作品を読んでみることをおすすめします。そして私と一緒にゴエティア・ショックの発売日を心待ちにしながら、触手剣豪とメスガキの更新が来る日を気長に待ちましょう。こちらもおすすめ:【ACfA】初見で「人類種の天敵」ルートに突入したリアル首輪付きが現れ歴代レイヴンたちが感動と恐怖に打ち震える【追記アリ】 https://togetter.com/li/1683132【ACfA】初見で「人類種の天敵」ルートに突入したリアル首輪付き、誉め言葉のつもりで最大級の暴言を吐いてしまう https://togetter.com/li/1684356作者のACfAプレイ・感想ツイートのまとめです。乙ロボが一部で「作者の自伝」と呼ばれる所以ですね。
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1話
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文字数:1499文字
編集日:2023-09-15
○あらすじ異世界転生者シラノ・ア・ローは触手使いである。触手使いは淫魔に対抗する唯一の手段である。シラノは忌み嫌われる触手使いの名誉のため触手剣豪として戦うのだ!走れ、淫魔スレイヤー!走れ!○おすすめポイント・魔剣使いたちを筆頭にキャラクターがどいつもこいつも個性的で尖った連中ばかりです。殺意のありかたや戦いを求める理由も十人十色。次はどんな奴が出るんだと思っていたら、既存キャラの思わぬ一面が開示されたり…わりと早めにキャラが再登場するのでマイナーキャラの出番に飢えた経験が多い人にも安心。「ここで出てくるの!?」という意外なところでヌッと出てくるため毎回「で、出たぁ!」と驚きます。個人的に好きなキャラはセレーナとメアリ、あとユーゴです。・主人公のシラノは心に一本芯の通った男で非常に好感が持てます。どのような強敵を前にしても立ち上がる、そのタフさには読み進めるたび驚かされました。でも好意の出し方がヘタクソなのは早く直さないと大変なことになるよね…と思います。罵倒するときはあんなにうまいのに。そんなところも彼の魅力ですが。・あまり重くなりすぎないのもいいですね。ほどよい長さの日常パートや章の間の「お姉ちゃん○○」などの天丼、たまに幼児退行する一人称地の文などがシリアス分を緩和して読みやすくしているのかもしれません。・主人公の信念が強固すぎて融通が利かないように見える箇所があります。たとえば、主人公が「触手使い」や「冒険者」と言われると即座に触手剣豪っスと訂正するシーンが何度も出てきます。ほかの作品なら撤退してるよな…というボロボロの状況でも、立ち上がって戦いを続けようとします。身のまわりの女性の扱いも(先輩への対応を筆頭として)真摯に接しようとしすぎてクソボケになっているように見えます。現実の人間ではありえないほど実直さが極まりすぎているんですね。ただこれは主人公に限った話ではありません。この作品で強い奴は現実の人間ではあり得ないほど自分の中の信念を通そうとする奴、つまりエゴが強い奴です。善悪関係なく信念を貫き通し、何度でも立ち上がる者が勝ち、不利になると逃げようとするサンシタや自らの迷いをないものとしている者は負ける、この上なくわかりやすいですね。読んでいるとこれが自然と感覚的にわかるようになっているので、バトル描写はとても読みやすいです。○おわりに早く続きが読みたい! これに尽きます。最後の難行もまだですし、リープアルテの秘密も早く知りたいですね。ただこればっかりはどうしようもないので、皆さんも読んで同じ気持ちになってください。共に更新が来る日を夢見て祈りましょう。
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58話
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文字数:1128文字
編集日:2023-09-13
最近、流行の兆しを見せてきた貞操逆転作品。男女の性感覚が逆になるにとどまらず、女性の性欲が強くなる作品が多いように感じます。これもそんな作品の1つです。そういった作品はたいてい男がかわいそ…になっているものですが、この作品も例に漏れず、男は女に狙われ喰われる弱きものです。たとえば2話冒頭では男の子が道を歩いているだけでエルフとダークエルフに犯されそうになる一幕があります。かわいそ…そんなロクでもない世界で奮闘する主人公。女性たちから自らの尊厳を守るためフルアーマーを着て女性冒険者のふりをすることを強いられています。いわば男装女子ものの逆をやっているわけで、新しい概念でありながらなじみ深いと感じました。まだ序盤ですが、これからどうなるか楽しみです。
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2話
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文字数:331文字
編集日:2023-09-02
セブンプレミアム生きた乳酸菌が入ったアイスプレーンヨーグルト味の思い出(おそらく2013-2015年頃)を語る、ただそれだけの短いエッセイですが、不思議と引き込まれます。貧乏学生がアイスを買うお金がない、が食べたい!という普遍的なあるあるネタと、セブンプレミアム生きた乳酸菌が入ったアイスプレーンヨーグルト味という特異な印象に残る固有名詞のギャップがマッチして不思議な味わいをもたらしています。ラストは、人生において別れは新たな出会いを生み出す一歩であることを考えさせられ、爽やかな後味を残してくれます。そう、ヨーグルトアイスのように…
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1話
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文字数:272文字
編集日:2023-09-01
Twitterのトレンド欄を荒らしまくった怪作。息をつく間もなく迫り来るトンチキワード、それなのに熱い展開、随所で溢れ出す描写のセンス、全てが凶悪であり、これを見てしまったが最後、くねくねや八尺様をまともな顔で見られないようになります。洒落怖を見る前に見るべき作品ではないでしょう。イメージが破壊されます。また、本編では色々な洒落怖の怪異が登場します。洒落怖を知らなくても楽しめるようにはなっていますが、洒落怖を知ってからの方が楽しい筈です。
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1話
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文字数:227文字
編集日:2023-08-27
ダ・ヴィンチ大好きな鬼龍!がカルデアに潜入!そのままレイシフトに巻き込まれてしまう。ダイ・ジェスト気味で流す進行には好感が持てる冬木でカッコいいところを見せたと思ったらオルレアンで愚弄される鬼龍に哀しき現在…おおむね原作通り?ククク…ひどい言われようだな まあ事実だからしょうがないけどとにかく鬼龍は悪のカリスマと蛆虫、怪物を超えた怪物と弱き者…が同居している不思議なキャラなんだこの作品はそんな鬼龍に対する愛情と愚弄を感じるのんふうん地獄を見せる愛情もあるということか
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1話
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文字数:257文字
編集日:2023-08-05
掲示板形式で毎話1から1000まで書き切るという、なんとも過酷でお馬鹿なことを平然とやりぬいた作品がある それがこの作品です転生神を騙るこの女 人を幸福にする能力はないが 人を不幸にすることにおいては天才的 によって異世界へ猿特典を与えたマネモブを放てっ された結果あちこちの世界がモンキー・ワールド(愚弄、猿展開、野蛮人、ヤクザ、サド看守、哀しき過去…を含む完全世界だあっ)化するなんて…刺激的でファンタスティックだろストイックに時間と労力と金と愛情をかけて築き上げられた世界に"猿"が打ち込まれてグチャグチャに崩壊するんだ これはもうセックス以上の快楽だッしかもクロス・オーバー先の描写もしっかりしていて違和感なく猿世界と混ざり合っている…!余計タチが悪いじゃねえかよえーっ作者=猿先生 "愛情"と"愚弄"を併せ持つ作者は最も猿先生に近い人間なんやさあ興味のある者は今すぐハーメルンに行け急げっ乗り遅れるな"マネモブ・ラッシュ"だただし読む際は必ず"応援"を入れろ"のべれこ運営チーム"の"アカウント"がXで宣伝するからな○補足(初読蛆虫だった頃のワシのコメント)ハッキリ言って異世界マネモブ掲示板はメチャクチャ長い。空いた時間で1話を読もうと思ってたのに、少しの時間じゃ読み切れないんだから話になんねーよ。異常掲示板愛者でもない限りは休み休み読むのがいいと考えられる慣れればすぐに早く読めるようになるからマイ・ペンライ!(大丈夫)気楽に読め…鬼龍のように
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1話
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文字数:756文字
編集日:2023-08-05
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