2週間ただひたすら長編を書きまくり電撃小説大賞に応募しようとするという 何とも過酷で困難なことを成し遂げようとしている作品がある それがこの「違法使いの都神解体《ジェイルブレイク》」ですとにかくもう一つ一つの要素が強力なうえ無駄がない。治安の終わった街。どこにも行けない閉塞感に懊悩する少年。傍若無人な双子の姉。ミステリアスな謎のおねーさん。心が生む異空間。小ネタ的パロディ盛りだくさんのひみつ道具。そして異能バトルとミステリの幸福な結婚によって生まれた、幾重にも重なりあった真実。作者がこれまでカクヨムファイターとしての執筆の中で鍛えた、圧巻の筆力と構成力によってこれらがまとめ上げられ、物語が織りなされている。どれか一つでもピンときた人は、今すぐ読んでほしい!!私がライトノベルに求めているものの全てがこの作品の中にあった。きっとあなたもこの作品を読んだ後なら、「ライトノベル」とは何だ?と問われたら、この作品を指して”これ”だ!と胸を張って答えられるようになるだろう。