超天才魔法TS転生者ちゃん様監修@バカでもわかる究極魔法の使い方 の紹介・解説一覧


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「バケモノのきみに告ぐ、」でおなじみの柳之助先生が、デビュー以前から連載している作品です。(実は当時は、バケつ(受賞時は別のタイトルでしたが)の受賞によるデビューが決定したと知ったとき、少々意外な気持ちもありました。この作品で天下を取るとばかり思っていたので…)
転生者掲示板でスレ立てした>1が超天才魔法TS転生者ちゃん様の弟子となり、魔法学園で出会ったヒロイン達や掲示板の住人とともに、全並行世界の敵と戦うこととなります。
連載開始当時は掲示板形式がハーメルンの流行りで、いっぱいありました。当時の私は、その中のひとつとして、更新されるごとに毎度楽しく読んでいました。と、当時はそれくらいの認識でした。

だが奴は弾けた。

途中から作品が爆発的な成長を始め、更新されるごとに前の回の何乗倍も面白く、熱くなっていったのです。
この作品でもっとも素晴らしいのは章クライマックスの最終決戦です。いやいや最終決戦がすごいのはどの作品も同じだろ、と思うむきもあるかもしれませんが、そういった次元ではありません。物語のすべてが収束し、クライマックスへ加速していく場所として最終決戦があります。これが本当に、熱く、格好よく、美しく、素晴らしいのです!!当時、第一章の連載を追いかけていて、これは本当に物凄いものを読んでいると心底思いました。満を持して集結した掲示板の住人達。ヒロイン達。超天才魔法TS転生者ちゃん様こと、アルマ・スペイシア。そしてわれらが主人公、>1ことウィル・ストレイト。全員が主役で輝いていました。発した言葉の、地の文の、そのすべてに、それまでの物語の到達点が凝縮されていました。
そのままの勢いで突入した第2章は、途中から第1章とは少し毛色が変わり、ヘヴィにガッツリ濃密な超絶バトル&ハーレムラブコメ&並行世界群像劇へと生まれ変わりました。演出力もすさまじく上がっていて、毎話が神回になりました。第2章の最終決戦も例にもれず最高で、もう本当に冗談抜きでページをスクロールするごとにしびれました。特に131話「アレス・オリンフォス――???―――」のラストシーンは、この作品で特に印象的なあのシーンのセルフオマージュというのもありますが、(何回かやってはいますがそのたびに予想を軽く超越してきます)それにしてもあんまりにもシチュエーションと演出がバッチバチに決まりすぎていて、少年漫画の見開き大ゴマで、最高の構図で真ん中に大きく最後のアレがドン!!となっている存在しない記憶が生えました。あのシーンが実際にコミカライズされるまでは死ぬわけにはいかない、そう思いました。ここに限らずこの作品は漫画で読みたいシーンが多すぎます。シーンを鮮やかに描き出し、その文章で読者の持つ五感の想像力をフルに呼び起こす柳之助先生の筆力のたまものでしょう。
最初ももちろんめちゃくちゃ面白いのですが、話数が進むにつれて指数関数的に作品が成長していきます。キャラクターの誰もが愉快で、格好よく、こちらの心をストレートに撃ちぬいてきます。シリアスな中でも、どこか軽妙で砕けたやりとりがあり、そのギャップがアクセントとなって重苦しさの解消と同時にキャラクター同士の関係性を引き立てています。とにかくこの作品は近い将来、名実ともに「バケモノのきみに告ぐ、」に次ぐ柳之助先生の第二の代表作になるはずです。
柳之助先生、あなたに一つだけ伝えたいことがあるんです… あなたは神だ。
まずココまで!
24話
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文字数:1439文字
編集日:2024-11-22
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