異世界の人間によって誘拐された女性である主人公が魔王軍の最高幹部のひとり"|病毒の王《ロード・オブ・ディジーズ》"となって3年間で人類を滅亡させようとする話です。この世界の人間はだいたい現実世界の人間と同じような感じだと思ってください。つまり強欲だし邪悪で残虐です。この性質が悪い方向にかみ合った結果、人間と魔族は泥沼の戦争を繰り広げています。救いがたいですね。こうした人間たちを、主人公は人間ならではの卑劣な策で次々殺していきます。こうしてみると重い作品のようですが、それだけではありません。戦争描写以上に紙幅が割かれているのが、ヒロインであるリズとの百合です。リズはダークエルフの暗殺者メイドで、彼女をかわいがりイチャイチャするシーンがこの作品のメインといっても過言ではありません。部下や仲間におもしれー男と女がだんだん増えて交友が増えていきますが、これは最初から最後まで変わらないのでご安心ください。一章がおそらくラノベ一冊分くらいで分けられており、要所にイラストもあるため、書籍のラノベとあまり変わらない感覚で読むことができます。全体の長さから受ける印象とは裏腹に非常に読みやすい作品です。