自分を評価してくれる、確かな信頼とあたたかな関係性を築き上げてきた仲間。そんな今の仲間を軽く見積もり、より良い存在を夢見るのであれば、愚かの誹りを免れないことは間違いありません。これはそれを理解せずなんとなく流行りに乗って追放されて、むしろ落ちぶれてしまった主人公が仲間の大切さを理解する話……とかではなく、元から自堕落で雑なキャラだったので無軌道でぐだぐだな情けない日々を送るほのぼのファンタジーです。アホすぎる主人公に構ってくれる元仲間の戦士、魔道士、暗黒冥炎獣デスヘルケルベロスの優しさに君も涙しよう!