有葉 緑郎（あるば ろくろう）は小説家を目指す高校３年生。
　少ないながらも夢を応援してくれる親友、ネット上では少しずつながら評価され始めた自らの作品、そして案外順調な受験勉強と、学校という枠からはみ出した人間なりに充実した学生生活を送っていた。

　だがそんなある日、彼の目の前に“桃色の瞳の少女”が現れたことで彼の幸せな日常は崩壊する。
　
　彼女の出現と時を同じくして現れた異形の神話的生物（クリーチャー）。

　突如として街に舞い降りた八足の殺神騎（サツジンキ）“仮面ハスター”。
　
　そして赤い瞳の少女から、緑郎に与えられた神々の異能（グリード）“コール・オブ・クトゥルー”。

　壊れかけた世界の中、それでも少年は英雄を語る。

　それは時として英雄よりも英雄らしく。

※
後日譚として以下のストーリーがカクヨムで公開されています。
もしも連載になったらこのような話を考えているという見本のようなものだと思って下さい。
なお、ネタバレも含まれますのでご注意下さい

A　Big　“C”　1st Season　～vs紫光帝ニコラ・テスラ～
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881293905

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