【光域宇宙警察フラタニティ】において、優秀であるが、最悪の捜査官——ハルハラ・ハル子。彼女が次(・)に標的に定めたのは、無限に広がっていく並行世界線上の、水と生命(いのち)の星——地球。
　一見他の世界線の地球と変わらない様相だが、そこには、馬の耳、尻尾、美貌、そして人並外れた怪力を備えた生命体——ウマ娘が存在していたのである。
　彼女達は、その怪力を暴力に使うのではなく、“レース”と人間との協力において行使し、平和に暮らしていた。
　そんな穏やかな地に降り立った暴風が如き女。彼女は、夜のトレーニング用コースを走る一人のウマ娘を見る。
　欲望と策謀、狂気と悦楽が入り混じった瞳に見出されたそのウマ娘——ナリタタイシンは、その青い瞳の中に、勝利への渇望を灯していた____

※旧劇エヴァを経たガイナックスが2000年代に作り出した最高の問題児であるセカイ系SFOVA作品【FLCL（フリクリ）】の世界観と、今を席巻し続ける【ウマ娘プリティーダービー】の世界観を融合させた狂気の作品です。
※ハル子さんは常識もクソも無いし下品なため、作中の雰囲気もそんな感じになります。




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