かかってきた電話の相手はメリーさん──じゃなくて、メリーさん見習いらしい。で、まだ移動能力が使えないから歩いてくるんだと。あいつのいる長崎から、俺の住む青森まで。やれやれしょうがない、電話の話し相手くらいにはなってやるか。これはだらだら暮らす大学生とてくてく歩くメリーさん見習いの、ありふれたひと夏の物語である。*この作品は小説家になろう様にも投稿しております。サイトタグ:現代 恋愛 メリーさん ラブコメ 夏 都市伝説
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