異世界転生は詐欺である。
マルチ勧誘や宗教勧誘と同じで、異世界は地獄であり、転生すれば労働力として死ぬまでコキを使われる。
異世界に行けばチートになれたりハーレムを作れるというのは異世界からのプロパガンダであり、実態はタコ部屋労働を巧妙に隠した詐欺勧誘なのであった。

主人公、コモンはたまたま歌舞伎町、チャラ箱のクラブでかわゆい乙女をナンパしたわけだが、その乙女は異世界勧誘者の女神であった。
ラブホテルで彼女から自分は女神であると明かされたがコモンは彼女が妄想癖だと信じず、しかしかわゆいので適当に話を合わせていたところ勧誘を受けてしまい、殺されて人外にされてしまった。

もうこうくると信じるほかなく、女神が担当している世界を救うべく、スカウトマンやホスト、シーシャ屋の店員、SMバーのボーイやプッシャーの友達など絵に描いたような「チーム歌舞伎町」を引き連れて異世界へ行く。

果たしてコモンくんは無事世界を救うことができないのか！？それともできないのか！？
明らかに勇者に向いていないメンツしか揃っていないが、果たして勇者になることはできないのか！？果たしてできないのか！？

というお話です。
一章完結しました

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