小説情報

魔法族の血を尊ぶスリザリンにも、組分け帽子は何を思ってかマグル生まれの生徒をごく稀に送り込む。絶望のスタートを切った新入生シムに、秘密の互助組織「スリザード・クラブ」が手を差し伸べた。

「私たちは、蛇のようであって蛇の仲間には入れない、中途半端なトカゲ(リザード)だ。生き延びる道は二つに一つ。手足をもいで蛇のふりしてひっそり生きるか――蛇を歯牙にもかけない力をつけて、二足で直立して堂々と生きるか」

「私たちは(スリザリン)の機智と力に加えて、非魔法族(ヒト)の叡智と力も知っている。私たち(スリザード)の力を見せつけてみない?」

当代スリザード・クラブただ一人の上級生、セラ・ストーリー。スリザリンの特質を備えながら非魔法族の血を誇る異端の魔女。そんなセラとともに、シムは英雄ハリー・ポッターの入学で揺れるホグワーツを生き抜いてゆく。


・「マグル生まれのスリザリン生も稀にいる」という公式設定(※)がずっと気になっていて、どんな感じの生徒がいてどんな感じの学校生活になるのだろうかとの妄想が高じて書いたものです
・クールな上級生と二人で学生生活を楽しく過ごす話です
・スリザリンやグリフィンドールや原作の登場人物を貶める意図はありません
・オリキャラ無双の展開にはしません (原作読者しか知り得ないような情報を見透かしているということはありません)

(※原作者が明言していたと思い込んでいたのですが、「マグル生まれは稀な状況を除いては死喰い人になることが許されない」旨の発言と取り違えていたようです。原作七巻のスカビオールの「穢れた血のスリザリン生はあまりいない」旨のセリフが一種の皮肉ではなく真実だと解釈した場合、監督生歓迎メッセージの「最近では両親の少なくとも一人がマグルという生徒も大勢いる(英語版)」の部分を「マグルの両親を持つ生徒もいる」と解釈した場合、スラグホーンのリリーに対する「私の寮に来るべきだった」旨の発言を本気で言っていた場合に限られそうです)




サイトタグ:ハリー・ポッター マグル生まれ 独自設定 独自解釈 ハリー世代 原作やや改変 R-15 オリ主 残酷な描写
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