小説情報
世のなかには、予想もしないことが起こるもので。でも、まさか自分が住んでいるアパートが、火事になるなんて思ってもみなかった。学校のたいていの人間が、その目つきの鋭さ、赤髪から「紅鮫」と忌避する、秋田朱理。実家が保育園で、自身も保育士を目指している、身長175㎝、大和撫子のお姉さんキャラ。他者との交流が浅く「鉄の聖母」とクラスメートに囁かれていた、花園花圃。最悪の出会いをきっかけに、まさかの「保育園ぐらし」が始まるのだった――。不器用で、甘え下手。でも素直になったら、とことんストレート。保育園の子ども達にアドバイスを受けながら、少しずつ芽生える感情に戸惑って――。「子どもじゃないけど、君に甘えるのダメなの?」※セルフレイティングは保険です。サイトタグ:両片思い 高校生 いちゃいちゃ 保育園 妹 甘えっ子 お仕事 君がいるから呼吸ができる