小説情報
八重馬九十は幼い頃の奇跡を忘れられず、死に損なったような平穏な人生を送っていた。ただ一人面影を思い出させてくれる御堂湯那を慕い、これまでどのような事があっても離れず生徒会の仕事を手伝っていた。 そんな平和を投げ捨てでも聞きたかったのは、何でもない夜の日に、何故殺人を犯したのか。それは殺人犯の目の前で自分が目撃者だと明かすようなもの。 それでも答えを知りたかった。「だって私、死神だから」 その答えを聞きたかった。 死神に魂を渡してでも。 あの日の病巣を、追い求めて。サイトタグ:シリアス ほのぼの ダーク 男主人公 学園 現代 ハーレム 冒険 日常 青春 ミステリー サイコホラー ヤンデレ クーデレ R15 残酷な描写あり