小説情報
一九九九年七の月、世界は滅亡しなかったが激変した。世界全体を覆った彗星の光が、この年に生まれた子供の一部を「人間」から「超常的な力を持った人類」に進化させた。『可能性を拡張された世代(Extendet Generation)』はいつしか『E-Go(エゴ)』と呼ばれるようになった。この話の語り部は、喋らない。広げられた可能性の変わりに、声を失ってしまったのだから。楽しむ事、面白がる事こそが全て――そんな語り部によるレポートだ。「さて、俺のレポートにしばしお付き合い願おうか」サイトタグ:R15 残酷な描写あり 超能力 現代(モダン) コメディー 青春 勢力乱立 主人公最強ではない 異能