小説情報
エリカ・ソルンツァリは国外追放された。理由は光の巫女と親友であった為だ。光の巫女との婚姻をもくろむ王族や大貴族からの反感を買ったエリカ・ソルンツァリは王国貴族が通う学園から追放されるはずだった。だがそこに王国宰相の娘であるエリカ・ソルンツァリを攻撃する事で、王家と宰相の間に軋轢を作ろうとする第三者の介入により彼女は光の巫女暗殺の疑いをかけられる。結果エリカ・ソルンツァリは無実の罪で国外追放される事となる。光の巫女の心が曇れば国が傾きかねない、と危惧する王国はエリカ・ソルンツァリが身分違いの恋をして駆け落ちしたという茶番を考える。その相手に選ばれた貧乏子爵家の次男坊シン・ロングダガーは、その話を受け入れれば貴族としては終わりであると理解しつつも喜んで話を受け入れる。何故ならエリカ・ソルンツァリは初恋の相手だったからである。サイトタグ:身分差 悪役令嬢 剣と魔法 両片思い 冒険者 ヒロインに一途 一人称 ラブコメ