小説情報

 交通事故に遭い、エピソード記憶――過去の思い出を喪失した僕の前に現れた後輩、四稜郭朱姫。
 僕の彼女を自称し、僕の身辺の世話をしてくれていた彼女は、僕の記憶を取り戻すために『思い出すごろく』というゲームを自作してきた。盤面には、本来の僕――言祝木慶と、四稜郭朱姫が歩んできた道程が記されている。
『言祝木くんが四稜郭ちゃんの歯ブラシを盗んで使う』
『言祝木くんが四稜郭ちゃんの作ったゲームにダメ出しをして泣かす』
 いや、こんなのが僕であるはずがない。
 僕は一体、どんなやつだったのか。
 どんなやつになっていくのか。
 モラトリアムの終着を求めて、僕と四稜郭は今日も、ゲームをする。


サイトタグ:短編 男性向け 高校生 恋愛 一人称 日常 学園 ライトノベル
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話構造タイプ
短編短編連作長編(日常主体)
地の文の人称
一人称
対象層
男性向け
作品傾向
明るい&ゆるい
日常系
感動
青春
舞台
世界観
近現代〜近未来(超常現象なし)
場所
学園(普通)
地域
現代風・モダン
キャラクター
主人公の性別
男性主人公
関係性
家族親子息子兄妹
年齢層
高校生
内容
事件・シチュエーション
記憶喪失
人間関係
ボーイミーツガール
出てくる要素
文化
アナログゲーム

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