小説情報

 大赦のやっていることは悪辣だ、と少年は思っていた。
 彼女らは大赦が捧げてる生贄だ、と少年は思っていた。
 間違っていなければ、世界の存続のためならば、なんだってしていい……んなわけねえだろ! と、少年は思っていた。
 犠牲になる個人の方はいつだって辛いんだ、と少年は思っていた。
 誰も犠牲にならないのが一番だろ、と少年は思っていた。

 最大の問題点は―――そう思っている少年が大赦の人間で、大赦の方針の一切に反対も反抗もしていないことだった。




サイトタグ:結城友奈は勇者である ウルトラマンメビウス ウルトラマンジード ウルトラマンシリーズ 鷲尾須美は勇者である 乃木若葉は勇者である 楠芽吹は勇者である R-15 オリ主 残酷な描写 クロスオーバー
本 読みに行く
Twitter パブリックサーチ
ペン手帳 掲示板へ行く
ノート 応援一覧を見る (4回)
ふきだし 紹介一覧を見る (0件)
閉じた本 あわせて読みたい (17件)
人マル お気に入り登録者一覧を見る (1人)
グッド 応援する
ペン 紹介を書く
ペン あわせて読みたいを登録
フォルダ お気に入りする
歯車 タグ編集

タグ一覧


作中全文検索(Googleへのリンクです)


discord

Page Top