小説情報
「コンテンツ流通にネット炎上は不要であること、その意味を――彼らは知る」・あらすじ 西暦2020年、埼玉県草加市では拡張エリアオケアノスを着点としたARゲームによる観光事業を立ち上げた。その状況下で、ARゲームのまとめ記事を書こうとしたのは西雲春南。彼女はゲーム研究家としても有名である。記事を書こうと情報収集をしていた中、彼女は有名プレイヤーであるミカサの動画を発見した。ミカサの動画は投稿から数日もしない内に100万再生を記録する程のもので、ミカサの人気を物語る。動画の内容は動画タイトルでパルクールのプレイ動画と判明するが、パルクールとは似ても似つかない光景に彼女は言葉を失う。しかし、そのプレイを見ていく内に彼女はパルクールをプレイしたいと思った。 更に情報を収集し、2月初旬にはオケアノスへと足を運び、そこでギルドと呼ばれる場所を検索の末に発見する。そこには、どう考えてもARゲームとは似ても似つかないような光景が待っていた。 プレイを始めた西雲だったが、思わぬ展開に苦戦すると思ったら――予想外とも言えるスコアで上位に入ってしまう。これには驚く一方で、周囲で観戦していたライバルプレイヤーも彼女の活躍には衝撃だったのである。 これをきっかけにして、西雲はパルクールを炎上させようとする勢力とゲーム自体を守ろうとする勢力の衝突に巻き込まれる。それは――過去に自分が体験したネット炎上と似たような物であり、他人事と言えないような物だった。※この作品はフィクションです。ARゲームを問わず、チート行為等は犯罪ですので真似をしないでください。※パルクールにおける危険なアクロバット行為等も怪我や事故の原因となります。正しい知識や装備で楽しむようにお願いします。※小説家になろうと同時掲載で更新はなろう先行となります。※ノベルアッププラスにも行間調整版をアップしております。(2021年10月12日付)サイトタグ:パルクール ライトノベル 女主人公 メタフィクション 拡張現実 新日常系 聖地巡礼 SNS