小説紹介
異世界転生とは人生を描くものである。と誰かが言った。そして人生とは上手くいかなかったり正しくいかなかったりの連続である。易きに流れる、誘惑にかられる、甘言に騙される。例え二周目であろうとも、順風満帆完璧正解な人生などそう簡単に行きはしない。最果てのパラディンは「正しくあろう」とする話だ。主人公であるウィルは、最初から「正しさ」を知っている超人ではなく、正しさを教わりそれを思い出すことが出来る人間だ。彼の前には、一見安易な暴力で解決出来そうな話や一見正解に聞こえる誘惑が数々立ちはだかる。そしてその誘惑は、そうしてしまえばいいのではないかと読んでいるこちらにも感じさせる尤もらしさで。だからこそ、彼が「正しさ」を見失わずに取り戻すところは胸を打つ。かくありたいと、かくあれたらいいなと、そういった純粋な憧れを思わせてくれる。あ、ところで巷では「オスのヒロインしかいないのか!」と言われているらしいですが、ちゃんとメスのヒロインも出ますよ。ちょっと心を許してはいけない相手なだけです。
まずココまで!
26話
good/2
文字数:468文字
編集日:2021-11-27
小説情報
かつて滅びた死者の街。そこには1人の子供と3人の不死なる者たちが存在した。かつて英雄であった不死者たちに養育される少年、ウィル。技を継ぎ知識を継ぎ、愛を注がれ少年は育つ。解き明かされてゆく、不死者たちの過去、秘めたる謎。その全てを知る時、少年は聖騎士への道を歩みだす。 ※ライトに読める、古風で王道なファンタジー英雄譚を目指します。※コミックガルドにて、現在コミカライズ連載中です(http://over-lap.co.jp/gardo/)※作者メンタルやらかしまして休筆中です。現在投薬治療中、快方までもう少しお待ち下さい。サイトタグ:R15 残酷な描写あり 異世界転生 ヒーロー 冒険 成長 家族 友情 騎士 神様 剣と魔法 シリアス バトル 成り上がり チートなし 男主人公 魔法