※書籍版発売しました!https://amzn.asia/d/jenEdYS自律汎用アンドロイドのアリサは怪異検出AIを備えている。画像認識・音声認識・自然言語処理などを複合し、対象が怪異である確率を検出する。彼女は背面にもカメラを持ち、百万倍の光増幅率を持つ微光暗視能力、超音波による反響定位、嗅覚デバイスなどの観測機器を持ち、死角がない。そして、なにより「恐怖」がない。白川有栖教授を中心に開発された彼女は怪異調査にはうってつけに思えた。アンドロイドであれば、怪異を丸裸にできるのではないか。統計的に「ない」と断言できるほど実在性を確認できない怪異の真実に迫れるのではないか。極地作業をロボットに任せるように、人間は安全圏にいながらに調査を進められるのではないか。山奥に潜む謎の廃村、終電後に現れる電車、顔を見ただけで夫婦仲を引き裂く女、過去の風景を再現し続ける廃ビル、毎夜チャイムを鳴らす訪問者……。それらの調査を続けるうちに、否が応でも理解することになる。怪異は、どこにでもいる。サイトタグ:短編連作 アンドロイド SF 怪異
重量制限迷宮(ダイエットダンジョン)はその名の通りすべての重きものを拒むダンジョンである。かつて身に余るほどの栄光を手にしてしまったがゆえに落ちぶれた冒険屋デブリス・フットテイルは、120kgというだらけきった肉体を引き締めるため、ダイエットダンジョンに挑む。人間の悪意と誘惑を振り切り、節制と努力を重ねた果てには、いったいなにが待ち受けるのか。サイトタグ:ダイエット ダンジョン
魔術世界はその日、熱核兵器の投下によって燃えて尽きた。それでも運よく生き延びた魔術師たちがいる。そんな彼らを殲滅するため、“敵”はアンドロイド部隊を展開する。泣けど喚けど慈悲も容赦もなくただ目的を遂行する心なき人形の群れ。術殺機兵群である。すべての魔術師に死あれ。どうか人類を絶やさぬように。【登場人物一覧】https://kakuyomu.jp/users/aebafuti/news/1177354054887250557サイトタグ:SF アンドロイド
考古学者ヴァイスマン教授は約二千年前の騎竜時代に残された王墓を専門に研究していた。当時を生きていた雅は彼の講義を受けて興味を抱き、からかい半分に彼の研究室に入る。なぜ王墓は迷宮構造を持っているのか。なぜ壁画に竜が描かれ副葬品として竜具が発見されながらも、竜が実在したという証拠が見つからないのか。竜はいたのか、いなかったのか。「いや、おったけどな。竜」王墓はいったいなんのために建てられたのか。多くの史料が失われ、それは大きな謎となっていた。「大きな謎じゃと? わからんもんかのー!」ロリババアと行く、考古学ファンタジー!(全12話)サイトタグ:ロリババア 考古学
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