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紹介・解説一覧



全体:153件
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アニメ遊戯王5D'sの中でクラッシュタウン編といえば、シリアスとギャグとカードゲームアニメが混ざった結果、腹筋クラッシュタウンという評価をされることもある話です。

当該話を見たことのない方は「遊☆戯☆王」アニメ公式チャンネルにて、2025年5月26日より2週間という期間限定で行われる配信を視聴すると言葉の意味がよくわかるかと思います。

今回紹介する『石造りの心臓』は、そんなクラッシュタウン編に真面目に向き合った章がある二次創作です。

――俺をデュエルで葬ってくれ。
鬼柳京介からの手紙がアニメ主人公の不動遊星ではなく、何故か彼と強い繋がりを持たないオリ主であるジェイド・アトラスへと届くところから物語は始まります。

二次創作らしい、もしもの話で展開されるクラッシュタウン編。
死を望む男と、死んで欲しいなんて思っていない男の戦いはどうやっても避けられない。デュエルの果てにいったい二人はどうなってしまうのか?

『石造りの心臓』にてクラッシュタウン編は全4話となっています。
その結末を見届けた末に満足して頂ければ幸いです。
まずココまで!
18話
good/2
文字数:486文字
編集日:2025-05-25

おいしいご飯を食べる小説ならウェブ上に数多くありますが、この作品はそれとは真逆の、マズい店で食レポをする話です。JKになんかさせる作品は昔から需要が大きいとはいえ、ついに行き着くところまできた感が…
クソゲーハンター的に飯マズを食べ歩くJKたちの食レポは豊富な語彙で読むものを楽しませてくれます。しかもこれは小説で挿絵とかはないので、読者は生々しさを感じることなく、安全なところから笑えるというわけです。小説は伝えられる情報量に限界があるとはよく言われますが、本作はそれを逆に利用してこの作品をエンタメとして高いレベルで成立させています。
まずココまで!
1話
good/0
文字数:270文字
編集日:2025-05-03

漫画家として活躍している天原氏の初小説。私は氏の作品は初めてだったのだが、結果として氏がなぜ星新一やボーボボと並び称される天才アイデアマンとして惜しみない賛辞を贈られているかを理解し、その世界観の巧みな構築に脱帽することとなった。
ジャンルの当たり前を見直し、面白さの核を徹底的に追及しているのが見て取れる。また大抵の読者に伝わりやすいように表現もかなり工夫されているように感じ、とても読者フレンドリーな作品となっている。異世界の住人の文化、発展レベル、個々人や集団の思考も深く考証されており、もはや一冊の歴史物語のようでもある。
秀逸な大量のアイデアと丁寧な構成が掛け合わされた一大傑作。異世界ファンタジーならまずこれを読めといっても過言ではない。
まずココまで!
25話
good/0
文字数:329文字
編集日:2025-04-20

異能バトル少女が主人公とヒロインの幼馴染カップルの恋を応援する変則的王道ボーイミーツガール。
「ゼロ年代ライトノベルを多く感じる作品」というのが、この作品のざっくりとした第一印象だった。かつて多く見られた、熟語にカタカナのルビをふった形式の独自用語、うさんくさい組織と父親、燻っていた少年の覚悟、異空間と怪物、研究所で育った怪物を狩る少女、ほかにもさまざまな細かい要素が私にかつてのラノベを想起させた。地の文や会話のテンポ・リズムも非常によく、快適に読み進めることができた。しかし、真に特筆すべきは、この作品が現代に生まれ出でてくれた、ということだ。
この作品は、照れも恥じらいもなく、ただひたすらまっすぐに青少年の青春を、自意識を描き出している。どこまでも鮮やかな真夏の青空の下、彼ら彼女らが笑いあい、また悩み苦しむ姿が目に浮かぶようだった。この作品の描写一つ一つはすべて作者が少年少女の「愛」や「可能性」を本気で心の底から信じていないとできないものばかりで、これは現代においては本当に稀有なことだ。作品に込められたこの大いなる浪漫こそが、この作品の魅力の核だと、私は思う。
この作品も、これからの新たな時代に刻まれた一作…いや、代表作となってほしい。この作品には、それだけの価値がある。
まずココまで!
14話
good/0
文字数:548文字
編集日:2025-04-12

2週間ただひたすら長編を書きまくり電撃小説大賞に応募しようとするという 何とも過酷で困難なことを成し遂げようとしている作品がある それがこの「違法使いの都神解体《ジェイルブレイク》」です
とにかくもう一つ一つの要素が強力なうえ無駄がない。治安の終わった街。どこにも行けない閉塞感に懊悩する少年。傍若無人な双子の姉。ミステリアスな謎のおねーさん。心が生む異空間。小ネタ的パロディ盛りだくさんのひみつ道具。そして異能バトルとミステリの幸福な結婚によって生まれた、幾重にも重なりあった真実。作者がこれまでカクヨムファイターとしての執筆の中で鍛えた、圧巻の筆力と構成力によってこれらがまとめ上げられ、物語が織りなされている。どれか一つでもピンときた人は、今すぐ読んでほしい!!
私がライトノベルに求めているものの全てがこの作品の中にあった。きっとあなたもこの作品を読んだ後なら、「ライトノベル」とは何だ?と問われたら、この作品を指して”これ”だ!と胸を張って答えられるようになるだろう。
まずココまで!
13話
good/0
文字数:441文字
編集日:2025-04-04

ギリギリで生きてる難あり戦士達の話。
うわ…と引いちゃうシーンもあるし、最初は他人事で読んでたのに、いつの間にか全員好きになってた。
暗くて苦しい場面が多くてこっちまで鬱になりそうな時があるけど、自力でハッピーエンドを掴もうと奔走する姿には泣ける。
精神病について割と詳しく書いてて、物語にも活きてるからスムーズに読めてしまう。メンタル系に興味あるなら、専門書やエッセイ読むより、これの方がいいんじゃない?てくらい。
凄いよこれ。もっと注目されて欲しいな。
まずココまで!
79話
good/1
文字数:232文字
編集日:2025-04-02

ハーメルンにたくさんある遊戯王GX二次創作を読んで、小説紹介タイトルのような気持ちを抱いたことのある読者に捧げるための作品――それが『ゲスト出演系未来のカード使用GX世界召喚決闘者』です。

この作品を簡単に説明すると『GX世界で未来のカード無双が苦手な人向けの、未来のカードを使ったデュエル作品』です。

遊戯王GXリマスターの発表により、ハーメルンでまた遊戯王GX二次創作のビッグウェーブが来るんじゃないか? なら、あの頃よく見た未来のカード無双TUEEE!が地雷な自分でも楽しめる作品があるといいな……そんな思いをきっかけに執筆しました。

キャラクターがオリ主の踏み台のように扱われるのは見たくない。
未来のカードとデュエルして一進一退の攻防の果てにピンチになるけど最後は大逆転する、アニメで何度も見てきたかっこいい遊城十代のデュエル姿が見たい!
そんな人にぜひとも読んで欲しい一作です。
まずココまで!
1話
good/2
文字数:406文字
編集日:2025-03-23

ミステリというジャンルは、序盤や中盤がどんなに面白くても、結末でアンフェアな解決を押し付けられる可能性があります。そうなっては全てが台無しです。
出来の定かでない素人作家のミステリを読まずとも、完成度の保証された商業ミステリ小説はいくらでもあります。

――だからこそ。

本作品は徹底的なフェアプレイにこだわり、本格ミステリとしての面白さもしっかり詰め込んで仕上げました。
解決篇を読んで万が一、アンフェアだと感じる部分があれば、どうぞご遠慮なく作者にお伝えください。

作者が身勝手に定めた“真相”ではなく、論理的に導き出される“最も妥当な仮説”こそが、本格ミステリ世界の神であるべきです。
どうか皆様が、推理を楽しんでくださりますように。
まずココまで!
5話
good/1
文字数:331文字
編集日:2024-12-26

ある日突然、人間が暴走の危険を抱えているキメラに変異し、キメラは首輪をつけられ人間の奴隷とならないと生きられない世界。キメラに復讐を誓うおっさん(岸谷)と、彼に道具として使われているキメラの少女(サナ)が、最後の一体となるまでキメラを殺す話。
サナはキメラでありながらキメラを殺す。すなわち同族殺しという自己否定を行っている。声帯が壊れていて喋らないため、何を考えているかよくわからない。この悲哀と乾いた雰囲気が、この作品の大きな魅力のひとつ。
この作品の世界観の根底には差別がある。しかし、それが善であるか悪であるかという、一面的な提示はされていない。あくまでありのままの、人間の感情と行動が描写される。私はここに、電磁幽体先生の真摯なまなざしを感じた。先生のいくつかの作品にあらわれていることだが、悪とされている部分、目を背けている部分を描いても、それらを完全に否定せずまっすぐ受け止めており、そのため、人間のままならなさと、そこから来る淋しさが強調される。一部の電磁幽体作品では、一般的には欺瞞に満ちているかもしれないし、道徳的には間違っているかもしれない、そんな決断が下されてしまう。だが、それを誰が否定できようか。彼らの持つ弱さが、私たちの誰もが持つ弱さでもあるからこそ、電磁幽体先生の作品は胸の痛いところを突き、ずっと忘れられないのだ。
(ここからネタバレ)











最終話は、人間と道具だったはずの二人が、お互いを好き(おそらくNOT恋愛)になってしまったことを示唆して終わる。読みおわったあと、これで終わりか…と、しみじみとした気持ちと、少しの呆気なさと、もう少し読みたかったという思いが入りまじったが、やがて、作中の彼らと同様に、自分もこの2人が思ったより好きになっていたことに気づいた。となると、最後の結末まで描かれなかったのは、かえってよかったのかもしれない。前述したように、同族殺しの末路として、きっとサナは死ななくてはならない。少なくとも、岸谷は選択しなければならない。そんなものを読んでしまったら、しばらく何も見たくなくなるだろうから…
まずココまで!
3話
good/0
文字数:904文字
編集日:2024-12-18

ハリーポッターの二次創作は、人気のものはみな原作に引っ張られるのか骨太の作品が多いような気がする。これもそんな作品の一つ。
孤児院の少年が引き取られ魔法使いの名家の生まれであることを知るというハリーやトム・リドルを思わせるバックボーンの主人公。当主となり、徐々に成長していくさまが本作の見どころ。話が進むにつれ、名家がクソデカ名家すぎてちょっとだけシュールな笑いがあった。
ハリーポッターの原作要素の中でも、特に「血統・一族」と「出生の秘密」をクローズアップして独自設定を盛り、物語を展開している。ヴォルデモート…あなたはクソだ(あたりまえ)
ドライさとウェットさが読んでいてだんだんと癖になる。そして根底にあるのはふだん目立たないが大きな愛。やっぱりハリーポッターは愛の物語だよなと感じる。ここを外さない二次創作は名作。
まずココまで!
30話
good/0
文字数:364文字
編集日:2024-12-15
他薦
対象小説: 朽花と空葬 投稿者: あお

現代においても「純愛」は人気であり、数多くの作品が存在する。しかし理論上、この作品以上の純粋な愛は存在しえないように思う。電磁幽体先生は到達点にたどり着き、すべての純愛を過去にしてしまった。
メイドロボが7億380万年もの間、創造主の博士ただ一人を愛し続ける。そのあいだあまたの文明がおこり、風の前の塵のように滅びるさまは、読者に無常観を呼び起こさせる。すべてが移り変わり、変わらないものなど何もない中で、唯一不変のものが「愛」なのだ。そこには人間の肉の体なら当然生じるであろう性愛もない。(サイバーパンクだ)
あるのはただ一心に想い希う(こいねがう)心のみ。これほど美しいものがほかにあるだろうか。
まずココまで!
1話
good/0
文字数:302文字
編集日:2024-12-12



情 
ロ 
リ 
愛 
者 

ダンジョン探索の道具としてつくられた最強幼女がマネージャーとなった科学者とともにダンジョン配信をおこない無双します。
電磁幽体先生の類いまれなる創作力が、すべて無感情ロリ最高を表現するために使われていることが最大の特徴です。
情緒未発達の幼女は、命令されないと何もできないので契約した科学者に命令を求めますが、科学者はそれだけはしません。選択をさせ、配信のリスナーと触れ合わせ、だんだんと情緒を獲得させようとしてきます。それにより生まれる幼女の一挙一動がめちゃくちゃカワイイ。ささいな行動や仕草の描写もそうですが、舌足らずで語彙が足りないのが幼女をよく表現していて最高です。
戦闘シーンも簡素ながら非常にカッコいい。直前までのぽわぽわした幼女が、次々敵を一瞬で倒していくギャップがたまりません。また、ふりがな演出がめちゃくちゃ決まっていて、厨二に飢えた人にもおすすめです。
とにかくこの小説は読者に"無感情ロリ"を打ちこみ一生ロリコンにする危険な作品なんだ。
まずココまで!
6話
good/0
文字数:471文字
編集日:2024-12-09

自分の運を自由自在にして都合のいいときだけめっちゃツイてるようにしたい、というのは、有史以来全ての人類が一度は考えたことがあると思いますが、これは本当にそんな人類の夢を叶えてしまった中学生の物語です。
彼は善行をおこなうことで、自分にしか見えないゲージを貯めて、好きなときにゲージを消費してラッキーになることができます。彼はこのためにボランティアなどを繰り返しており、「偽善は人の為の善」などとうそぶいています。
物語の中で、彼は運命のいたずらに巻き込まれ、幸運を全て投げうち自己満足的な自己犠牲による救済をおこないます。これが単なる偽善なら、世の中にほんとうの善などあるのでしょうか。そもそもわれわれは、彼のおこなうところの偽善を満足になすことができるのでしょうか。
電磁幽体先生は、まるで魔術師のように、作品の中で複雑に渦巻く人間の感情を表現し、読者を翻弄しますが、まっすぐに人を助ける、輝かしい精神を持つ者を描くと、他の追随を許しません。「妖精の物理学」や「星滅のリット」の主人公もそうですが、本当に単純な理由で人を守り、その意志を貫き通します。電磁幽体先生は、こうした人間を、照れもなく本当にカッコよく描ける稀有な創作者だと思います。この作品の主人公もまた、他人のために全てを張れる真の男です。この作品のラストは、彼が自らの善の積み重ねで手繰り寄せて得た、素晴らしい結末です。
(余談)読み終わったあとは、電磁幽体先生の別作品「レッドライン」を読むことをおすすめします。両者が合わさり、さらに忘れられない読書体験になると思います。
まずココまで!
1話
good/0
文字数:673文字
編集日:2024-12-10

はじめからどうしようもなく捻くれきった百合が見たい方におすすめ。優しさと愛が残っているがゆえに、自らの醜い部分と罪悪感に苦しむ、ちぐはぐにすれ違いわかりあえない二人。本当に救いがない。「共依存」という言葉はこの作品のためにある。
まずココまで!
1話
good/0
文字数:114文字
編集日:2024-12-09

思春期の将来への不安、喪失と成長をこれでもかとばかりに眩しく描いた青春小説です。
私はどこかヤングアダルト小説的な雰囲気を感じ、小説の中の幻想の青春とリンクして、本を読みふけっていたあのころを思い返し、二重に懐かしさをおぼえました。もし私が中高生なら、過去ではなく現在とリンクしてさらにこの作品に共感することができたのでしょう。そう思うと少し残念な気もします。今この文を読んでいるあなたがそれくらいの年代だとしたら、あなたは本当に幸運なので迷わず読んだほうがいいです。
一見シンプルな小説ですが、それはすなわち、ひねくれたものが何もなくともこれだけの傑作が生み出されたということ。電磁幽体先生の地力の高さが最もよく現れた作品といっていいでしょう。
文体は平易で美しく、何度読んでも飽きのこない作品です。小説として総合的な完成度がとても高く、一度読むだけでも楽しめますが、何度も読み返すとそのたび面白さが増す魅力があります。
ラストシーンはとても力強く、爽やかです。電磁幽体先生の作品は、読み終わったあとの現実を生きるためのエネルギーをもらえるので、そこが好きです。
まずココまで!
1話
good/0
文字数:486文字
編集日:2024-12-07

私が電磁幽体先生の作品に本格的に興味を持つきっかけのひとつとなった作品で、非常に思い出深い。
主人公の異能はほかに類似例がほぼないであろう独特のものだが、読んでいると本当に自然にスルスルと能力について理解することができた。こうした体験は快感であり、とても心地よい。
物語は一貫して主人公の一人称で展開され、主人公の淡い恋心と、想い人を危機から救ってあげたいという素朴な使命感がテンポよく描写される。そしてそれらを前振りとして、ラストシーンでは主人公の運命に立ち向かわんとする意志と行動が試されることとなる。
このラストシーンが非常に印象的であり、私は読み終えてから時間がたった今でも、暇なときや仕事で頭が疲れ切ったときなどに不意に思い出すほどに心に残っている。初めて読んだとき、私はそ…そうきたかあっ と、非常に驚いたのをよく覚えている。完全に思考の外にあり、可能性として考えもしなかった。よく考えてみると、日本人にとってこれほど身近だが遠くにあり普段意識しないものもないだろう。奇しくも近年の日本は折に触れて、「備えてもどうしようもないことはある」ということを痛いほど思い知らされる幾度もの痛ましいできごとが数多く起こった。それらがラストの主人公と重なり、異能力、そしてWeb小説という媒体から、どこか遠くの存在として距離をもって読んでいた作品が、急に今目の前の現実に確かにあるかのように感じられた。
すべての構成要素がハイレベルな作品。読んでいて心の深いところまでしみ込んでいくかのように心に残り続ける傑作。
まずココまで!
1話
good/0
文字数:662文字
編集日:2024-12-05

全体的にかなり丁寧で、カジュアルでありながら本気で読むとどこまでも深くなるという印象です。伏線や新展開もかなりのロングパスで、すっかり忘れていたこと、そもそも意識していなかったことを出してきたりします。後者に関しては、妖精まわりの展開で顕著に感じました。普通のなろう小説を読むのと同じ感覚で読んでいたため、あうっそんなとこまで拾ってくるのかぁっ と、本当に驚きました。全体的に伏線や設定の拾い方は、普段なろう小説を多く読んで、テンプレに慣れていればいるほど驚きが大きくなるのではないかと思います。
めちゃくちゃ長いのだけがネックですが(「レジンキャストミルク」を超えて100万字越えの作家キャリア最長長編ってネタじゃなかったんですか)それでもしばらく読んでみると、長さを気にせずスルスル読み進めることができます。全体が起伏に富んでいて、飽きがきません。
最大の特徴は、主人公とその家族のみならず、彼らがかかわる人々の暮らしを余すことなく生き生きと描いていることでしょう。誰一人ただの舞台装置にはなっておらず、行動や言動から信念が、生き様が、生きてきた月日がうかがい知れるようになっています。読んでいるだけで彼らの息遣いが伝わってくるかのようです。単なるキャラクターではなく、私たちの隣人として存在する人間かのように、一人一人に愛着がわいてきます。
また、主人公が大人になる過渡期であることを多く描写していることも印象深いです。家族や周囲の人々と支えあいながら、内面的に成長していきます。なろう系と、若者が体験を通じて成長するビルドゥングスロマンとしてのライトノベルのいいとこどりがとてもうまくハマっています。
(まとめ)この作品は異世界に生きる市井の人々の人生を描き出し、生きること、愛することの素晴らしさを心に訴えかける人間讃歌です。評価が星1000越えすれば超有名作品というカクヨムにおいて、星9000越えというとんでもない数値をたたき出していますが、それも納得です。もっとメジャーになり、広く語られるようになってもいいように思います。
まずココまで!
168話
good/0
文字数:876文字
編集日:2024-12-03

電磁幽体先生の別作品「スピード×スピード」と似たような設定でありながら、中身はかなり異なる。青春の鬱屈とした思いをこれでもかと描き出していて、その勢いに圧倒される。混沌として猥雑でありながら、最後は爽やかに終わるのがたまらない。
まずココまで!
1話
good/0
文字数:114文字
編集日:2024-12-01

高校をサボって便利屋でバイトしている主人公と、不死者で堕天使の店主が受けた失くし物探しの依頼から大きな事件に巻き込まれる話。
あらすじから勝手に短編連作的なものかと思っていたら、一つの事件を追う長編だった。しかし状況が刻一刻と変化し、章ごとにメインとなるキャラクターが異なるので、別の楽しみをかわるがわる味わうことができた。
主人公はその砕けた口調と態度から、軽い性格なのかと思いきや、読み進めていくほどにこんなに強い芯があったのかと驚かされることになった。今どきの作品には珍しく真正面から勇気のすばらしさを叫び、困難に立ち向かうその姿は、実に眩しい。逃げも照れもなく「カッコいい」とはこういうことである、を追求した作品。現代のライトノベル環境においては、かえって新鮮に映った。
サブタイトルにもある「黙示録戦争」については、書籍版のラストで触れられたのみで、今回が大きな物語のプロローグといった形。2巻や3巻で終わってもらうとどう考えても消化不良に終わってしまうだろう。ぜひ長く続いてほしい。
まずココまで!
8話
good/0
文字数:450文字
編集日:2024-11-30

最初はカクヨムのあとがきをネタにした作品というだけかと思ったら、直後にあまりにも非現実的な展開が襲いかかる。その2つは確かに現実にもよくあるが、同時に起こることなんて絶対に無いだろう!もっとも、この後に「そうはならんやろ」の入れ子構造が始まり、ブライアン・W・オールディスが言うところの「気の狂ったスズメバチのようにブンブン飛び回る」展開の前に、最初のものはジャブでしかなかったことを否が応でも理解することとなった。スタンド攻撃ではないかとビクビクしながらスクロールしていたら、ラストの超展開を超えた超展開の前に唖然とし、最後の数行で「やられた」と思った。
この作品を読み終わり、様々な感情が渦巻いたが、少なくとも評価と感想をする気にはなった。つまり、この作品のねらいがぴったりはまり、大成功したということだ。
まずココまで!
18話
good/0
文字数:356文字
編集日:2024-11-29
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