小説情報

宮代千鶴は有能すぎる私立探偵。幼馴染でミステリ作家志望の浦羽道雄は彼女の活躍を小説化したいが、どんな事件でも即座に解決してしまう彼女は、小説にしてもまったく面白くならない。もっと事件を盛り上げてくれという要望に応じる気配もない。
そんな二人のもとに奇妙な依頼が舞い込む。依頼主は、初対面の男女が数日間の共同生活を送るコテージ〈くりえいてぃ部〉に滞在している無名の小説家。他の滞在客の中に、彼のアイデアを狙うスパイが紛れていると云う。
そして到着した〈くりえいてぃ部〉で、事件は既に起きていた。千鶴はいつも通り秒速で解決しようとするが、道雄は出来心から、彼女を苦戦させるために虚偽の報告をする。それこそが悪夢の始まり。唯一の吊り橋が爆破され、妨害電波により通信機器も使えない。連続する不審死。想定外の数々。クリエイティブなクローズド・サークルで巻き起こる、前代未聞のテコ入れミステリ。
(アルファポリス、エブリスタにも掲載中)

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話構造タイプ
長編(事件・問題主体)
地の文の人称
一人称
作品傾向
暗い・渋い
シリアス退廃的
終わり方
メリーバッド
舞台
世界観
近現代〜近未来(超常現象なし)
文体
モノローグが多い
キャラクター
主人公の性別
男性主人公
職業・部活
小説家探偵
性格・萌え属性
ヤンデレ
内容
系統
ミステリー・謎解き
出てくる要素
ミステリー
クローズドサークル

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