インフィニット・ストラトス。女性にしか動かせない史上最強の兵器の登場で、男の権威は失墜。女性権利団体の介入で『仮面ライダー生誕50周年』を迎えられなかった、地獄（笑）のような世界に転生した青年は、現実で『最高の仮面ライダー』を作るため奔走する。

「なら作るの、『オーマジオウ』でよくな～い？」
「（でたよ思い出補正もなにもなく最強ライダー論争に終止符をうつキャラクターが…だが同じ力を持つジオウオーマフォームがある以上それは早計でしかないし、常磐ソウゴ本人の資質もあるがゲイツとツクヨミとウォズそれぞれの活躍があったから成し遂げられたトゥルー＆ハッピーエンドを象徴するフォームであり彼ら以外の存在がジオウという物語の役割を担えるはずがない上、オーマジオウはただ強いだけで自分を救えなかった切なすぎる結末の成れの果て、あらゆるジオウ並行世界がたどったバットエンドの集大成だということを分かってそんな下らん戯言を言っているのか）シックゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッ‼」




　しかし彼————『仮崎ジョージ』はまだ知らない。この世界に本物の悪魔の手が伸びているということを。
　そして、彼は作り出す。
　『リバイ』『バイス』『ライブ』『エビル』『ジャンヌ』『デモンズ』……人類が求めしライダーシステムを。




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